一般的に、女性は男性よりも平均年収が低い傾向にあります。同じ会社に勤めていたとしても、男性の方が昇進のスピードが早かったり、同じような仕事をしても年収が高かったりするケースが多いです。政府主導で男女平等が進められていますが、まだまだ民間の企業の中でも男性優位なところが多いのが現状です。
ですが、女性でも稼げる仕事は世の中にいくらでもあります。その代表例の一つが、看護師でしょう。看護師の世界は、女の人が大勢を占めています。近年は男性看護師も増えてきましたが、まだその数は一割程度に過ぎません。
看護師の多くが女の人なので、基本的にはこの世界に男性優位の風潮はありません。むしろ女の人が多いために、女性優位な文化が醸成されていると言っても間違いではないでしょう。年収も、男女間で差はありません。そもそも基本給が高いこともありますし、残業代もしっかりと付きます。
したがって、看護師の平均年収は500万円ほどになるわけです。この数字は、一般のサラリーマンからしたら羨ましいぐらいのものとなります。近年は低所得化が進んでいて、普通の会社で500万円稼ごうと思うとかなり大変だからです。
管理職ポストに登りつめてやっと達成できるかどうかという数字になるのではないでしょうか。これだけ稼げるのなら、男性に頼らずに自立して生活をしていくこともできるでしょう。子どもを育てるのにも十分な額です。実際に、看護師の中には、一人で子どもを育てているシングルマザーの人も多いです。
貯金もできますし、割と安定した人生を歩めますね。そもそも医療系の職種は、待遇も安定しています。給料以外に、福利厚生も充実していますから、その分のメリットも受け取れます。安定感は、公務員と遜色がないほどです。
休暇も十分取得できますから、まさに言うことはありませんね。ただ、人の命を扱う職種なので、責任は非常に重いです。毎日精神的なプレッシャーを感じながら作業を進めていかなければいけません。また、日々勉強をしなければいけないことも多いです。
セミナーや勉強会に積極的に参加することや、ニュースや書籍で勉強することまで求められます。ですが、そうした努力をするだけの十分な報酬が貰えるので、辛さはさほど感じる必要がないでしょう。ブラックと呼ばれる会社で働かなければならない人たちからすれば、むしろ贅沢なぐらいです。
今後もさらに低所得化が進めば、勝ち組と称される職種になるはずです。