現代多くの女性が仕事を持ち活躍しています。家庭を守ることも立派な仕事ですが、外で働く場合は女の人特有の感受性の強さや共感力を、特に強調していかせるセラピスト等は、とても働きやすいとされています。もちろん男性も共感能力は高い上、体力もありますので向いている、とも言えますが、女の人のほうがより細やかな相手の表情に共振して察することが出来る人が多いので、向いている人の数も多いのが現状です。細かな表情の変化や態度などで、クライエントの状況を把握して対応できるので、とても治療成果も高い傾向にあり人気が出ています。もともと最近の傾向として心理職が注目されてきていて、昔ではなかったニーズの高さが特徴となってきていますが、心の分野はより発展してきているという相乗効果で、心理職の種類自体も増えてきており、やはり感心してしまいます。
書店を見回しても心理系統の本は昔と違って驚くほど多く、探して見つからないということもまずないといえます。書籍のデザインも驚くほどきれいで、美しい画像が折り込んであったりして、昔では考えられないような変化を見せています。もちろん昔から占いなどは人気がありましたが、心理的な書籍はやはり少なかったといえます。現代の心理文化の変化にちなんで、心理職に就く女性も多くなり、特に力仕事ではないセラピー職は、特に人気の高い職業として定着しました。職業としての収入は、一昔前では絶対にセラピストだけでは食べていけない、という人が多いのが現状でしたが、現在は決して収入が少なくて困ることのない人のほうが多く、眼を見張ります。成功した人はメディアにも多く出演し、人気タレントなみの知名度を誇っている人もいてとても驚きますが、現代社会の変化をイメージするたび納得できる現象だといえます。
何も不思議なことはないです。現代社会からのニーズが高くなってきているということになります。ニーズの高い職業は繁栄していきますから、当然といえば当然といえますが、基本的にセラピストはクライエントのために、クライエント中心に活動するので、利他的行動といえますから、必然的に成功することも多くなってくる、というのが現状なのかもしれません。逆に人気が高すぎるあまり、競争率が上がりすぎてしまうことも心配になりますが、競争率が上がることはさほどリスクにならないような気もします。多くの女性が活躍できる時代となり、とても素晴らしい現象だといえます。