場数を踏んで慣れていくことが大切
2018年08月22日
看護師の仕事で重要なのが採血です。看護学校でも何度も練習することですが、実際に場数を踏んで慣れていくことが必要な部分です。特に患者さんの個体差もあり、血管を見つけにくかったり的確に射せないことも多々あります。
そこで、ポイントになるのが血管を探す技術と見つけられなかった時の対処です。ちなみに、血管にも太いところと細いところがあり、基本的には太いところを選んで行います。看護師になって経験が浅い人は、肘正中静脈や尺側皮静脈や橈側皮静脈を極力選んで行うことがポイントの一つです。
それに加えて血管を逃がさずに捉えられるところとして分岐しているところを選ぶことです。これによって、一発でうまくいく確率が高くなり患者さんへの負担も最小限に抑えられます。そして、注射針を刺すときの角度も重要で、針入角度は30度程にすることが多いです。
そして、一番大切なのが患者さんの様子も確認しながら行うことで、時折声をかけて進めます。吸血する量によっても違いますが、貧血を起こすこともあるためしっかりと確認する必要をします。いずれにしても、場数を踏まないとコツがつかめないことであり、看護師として落ち着いて行うことが大切です。