女性に人気のご職業のひとつに秘書があります。一流企業の取締役やその他重役に付き添って、細かいスケジュールや仕事の段取り、社内や社外も含めて人間関係などを把握し、まとめて報告したりする仕事です。あるいはその重役に代わって先方と会話、取引の手続をしたり、アポイントメントを取ったりしますので、大変な接客スキルが求められます。ビジネスマナーは勿論、その企業を代表して他社の重役の方などと会話をするわけですから、相応の度胸も必要になります。このご職業に就くためには、専門職の知識と適正スキルを身につけたという証明が必要になります。つまり、国家資格の取得が必要であるということです。日本全国で試験が行われ、毎年多くの方が受験をしています。この国家資格専門の参考書や情報サイト、あるいは資格取得やスキルアップを即宣するセミナーや塾のようなところもあるほどです。
給与面に関しては、企業の一社員として働くわけですから、その入社する企業によってさまざまです。大変難しいご職業ですが、逆に言えば、適正とスキルがある方であれば大変やりがいのあるご職業であることは間違いありません。一般の企業だけではなく、大学病院の重役医師や自治体の役員の方のところで働かれる方もたくさんいます。大きな企業では専門の部署があり、その秘書という役割の中でも役職があります。このご職業は日本のみならず、世界中の大企業で取り入れられているご職業ですから、今後世の中がいかに変化・進化しようとも、普遍的に残り続けるご職業であると言えるでしょう。この国家資格の試験は、大学生のうちに受験される方が多いです。昨今は高校生の間でも関心が高まっていて、個人で願書を取り寄せて勉強をし、受験をされる高校生も増えてきました。
腕に職を身につけることは今後の資本主義社会を生きていくうえで重要なことですが、このご職業に関しても十分適応していることです。また、適正のある方であれば様々な企業においても同じように自身のスキルを発揮した仕事ができるでしょう。実際ベテランの秘書の方で、複数の企業を渡り歩くように転職を繰り返している方もいます。適正のある方はどこの企業でも重宝されますので、転職する段階で好条件を出されることがあります。いわゆるヘッドハンティングで他の企業へ転職される方もいるということです。この日本においても大変有用性の高いご職業ですから、今後も益々人気が高まり、国家資格を受ける方が増えていくでしょう。