看護の国家資格をもっているのであれば、働く場所は都道府県が運営する公的な病院から、民間経営による規模の大きな病院が挙げられます。また、病棟勤務は体への負担が大きいということであれば、外来診療だけを行う病院や、地域のかかりつけ医として、その存在がますます地域医療において重要になってきている個人開業医のもとで働くという選択肢もあるでしょう。
さらに、募集数はあまり多くはないものの、学校や企業、商業施設などで求人募集がされることもあります。千葉県の浦安といえば、世界中から多くの人が訪れる有名なテーマパークがありますが、このテーマパークでも救護室で働いてくれる看護師を募集することがあります。
また、浦安市はこのテーマパークとともに発展した街だともいえますので、テーマパーク周辺のホテルやレジャー施設などでも救護室を作り、そこで人材を募集することがあります。病院や個人開業医の下で働くのとは一風変わった仕事になりますし、もしかすると救護室ということで医師が常駐しない可能性も高くなります。
テーマパークやレジャー施設の場合、歩くことが多いため、靴擦れを起こしたり、歩き疲れて足がつったといった訴えが多くなりますので、看護師だけでも対処できますが、まれに重篤な症状を引き起こす予兆をみせる人もいると思われますので、ある程度判断できるだけの経験を積んでおかないと、こうした特殊な求人募集先へ転職するのは、医療機関とはちがうという意味で勇気がいるといえます。
とはいうものの、ちょっと変わったところへ転職してみたいという希望を持っている人なら、浦安で募集されるレジャー施設での仕事は目新しい雰囲気があり、仕事そのものを楽しめそうです。