看護師の二交代のメリットと注意点

2017年09月19日
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看護師が活躍する場で一番に頭に浮かぶ場となるのが病院ではないでしょうか。病院は常に二十四時間体制をとっているので、患者さんを受け入れたりお世話をしなくてはならず、看護師も二十四時間必要となります。そのことから二十四時間を分けて勤務に当たることになります。

日の昔前は三交代が主流でしたが、近年では二交代のところが多くなっています。日勤、夜勤の二つの勤務帯を作ったシフト勤務のことを二交代制といい、休みが三交代に比べて多いという点や夜勤手当てが付きやすく給料が多くなるというメリットがあります。

しかし長時間勤務となることから肉体的な疲労はもちろんのこと、精神的にも負担が大きいと感じる人が多いことも確かです。三交代とどちらが良いのかは、人それぞれ異なりライフスタイルによって適した働き方を選ぶ必要があります。

夜勤がない職場を選ぶというのも一つの手段であり、個人経営のクリニックなどでは夜勤がないけーすもあります。しかしこれらの一部の例外を除けば、ほとんどの看護師が夜勤を避けては通ることができません。夜勤中の休憩時間の確保や夜勤時間の上限は、適正な環境で夜勤に従事するために定められたものでありこれは、守るようにしておく必要があります。

夜勤により過度な負担がかかるとミスも増えてしまいます。結果的に患者や病院側にとってもマイナスになるのはもちろんのこと、他人の命や健康に関わるミスをしてしまうことにもつながりかねません。正しい知識を持ち、自分のライフスタイルに合わせて仕事とプライベートのバランスを取るよう心がけるようにしましょう。

二交代制か三交代制かどちらが良いのかは、よく考えてから決めるべき点となります。



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